『口腔機能発達不全症の実践』を受講しました.「おくちぽかん」について

2024年9月29日(日)に0歳児からの口腔機能育成事業普及講演会『口腔機能発達不全症の実践』を受講しました.
口腔機能発達不全症の病態は「食べる機能」「話す機能」その他の機能が十分に発達していないか,正常に機能獲得ができておらず,摂食機能障害の明らかな原因疾患がなく口腔機能の定型発達において個人因子あるいは環境因子に専門的関与が必要な状態となっています.
わかりやすく言うと,18歳未満の子どもで,生まれつきの障害がないにも関わらず,食べる,話すなどのお口の機能が十分に発達していない状態を言います.

口腔機能発達不全症の症状の1つである「おくちぽかん」のお子様が当院にも多く来院されます.
これは医学用語で『口唇閉鎖不全』と言います.
最近,口唇閉鎖不全(口呼吸)により歯列不正につながっていることは少しずつ知られるようになってきていますが,さらに「おくちぽかん」を治すことにより口呼吸の改善,口唇閉鎖,舌挙上,歯列不正の改善,口蓋の拡大により顎顔面骨の成長といった骨格や歯列への影響につながることまではあまり知られていません.
「おくちぽかん」を治すためには口腔習癖があれば中止し口唇閉鎖訓練などに加えて,良い姿勢で生活することも大切です.例えば,猫背だと首が前に傾斜して顎が上がり「おくちぽかん」につながります.

口腔機能の育成の大切さや診察のポイント,口腔機能発達不全症の対応につき,わかりやすい解説を頂きまして大変学びが多かったです.